MIDA - ミダ
『M-65 FISHTAIL COAT』
待ってました、フィッシュテール
2023春に発売されたM-65 FIELD JKTに続くシリーズとして、1シーズン遅れてフィッシュテールパーカ がリリースされました。MIDA の M-65 FIELD JKTに関しては『これこそ理想！』と紹介させていただきました。実は 『この後は、フィッシュテールも来るんじゃないかな？？』 なんて予想をしていましたが・・・やっぱり来ました、来てくれました（笑）
これまた素晴らしい仕上がりです。素材はM-65 JKT と共通のオリジナルファブリック。この生地を最大限に活かすパターン・縫製仕様もナイスです。軽量のロングアウターって、良いものになかなか出会わないのですが、出会いましたね！これは嬉しい。
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ミリタリー界の王道アウター
昔はどこのミリタリーショップにも当たり前のように並んでいたU.S.ARMY Ｍ-65 FISHTAIL PARKAですが、ここ数年で人気が急上昇！価格の高騰率もトップクラスと言えるのではないでしょうか？ミリタリー古着界では王道のアウターとなり、もう状態の良いものやデッドストックは手に入れるのが難しい状況です。そんなM-65 FISHTAIL PARKA をベースとして、MIDA流の素材、パターンメイキングによって製作されたのがこの『M-65 FISHTAIL COAT』です。オリジナルも良いですが、こちらもなかなかの仕上がり、要注目の１着です。
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良い軽量ロングアウターが見つからなかった
個人的には春や秋の長い丈のアウタースタイルって、とても格好良いと思います。カットソーや薄手のニットなどに、さらっと長めのアウターを合わせるスタイルが特に好きなんですよね。真冬になると防寒性の高い、ロングコートを着る人が増えますが、春や秋には本当に洋服好きな方じゃなければ、着丈のあるアウターって着ませんよね。だからこそより一層シャレて見えるのかも知れませんね。
私がこの『FISHTAIL COAT』を実際に着用して「良いな」と感じることは、見た目が好きという点以外に、つくりがゆったりとしているので、ス～っと腕が通り、着脱が非常に楽なところ。さらに、軽くてシワの気にならない生地を使用しているため、脱いだ時に小さく折りたたむことも出来るところ。これなら建物や、お店に入った時にも気を使いません。とてもシンプルで簡単なことですが、日常的に使用する洋服にはこういった使い勝手の良さが、着用頻度に繋がると思っています。こういうアイテムって、やっぱりサッと手に取りやすいんですよね。さらに見た目が良ければ言うことありません。
着心地がわるかったり、ものすごくデリケートな素材だったりするけれど、めちゃくちゃ格好良いから、気合いを入れて着用するんだ！！という洋服もも、ファッション好きにとっては必要だと思うのですが、毎日毎日、そういうわけにもいきませんしね笑。
アウトドア、ミリタリー、ドレスなど、ジャンル問わず、そんなアウターをずっと探していたのですが、この 『M-65 FISHTAIL COAT』 はまさにイメージ通りの軽量ロングアウターでした。何よりこのコートの良いところは季節感を感じさせない生地感です。春、秋だけではなく、真冬に着用していてもまったく違和感のない素材が素晴らしい。また、ゆとりのあるシルエットなので、インナーの選択肢もかなり広く冬でも防寒対策はしっかり出来ます。
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しっかりミリタリー、プラスMIDA流の仕上げ
M-65 FIELD JKTについても、同じことが言えるのですが、シルエットは出来る限りオリジナルの良さを崩さないようにしているんだな、ということがわかります。極端なアレンジは加えず、かゆい所に手が届いた絶妙な修正だと思います。誰が見ても、軍モノっぽいな、という印象は与えるでしょうし、アメカジに詳しい方ならアメリカ軍のM-65 FISHTAIL だなとすぐにわかるでしょう。
そして生地。ここは見るからにオリジナルとは異なりますが、逆にこの素材使いがMIDAの真骨頂とも言える部分。この素材であるからこそ、洗い込んだ時の風合いや、パッカリングが生まれて、MIDAらしいアレンジが存分に表現されているところです。
実物をよくみなければわからないと思うのですが、なんとこの生地はもともとの色ではなく、同じような色の生地をさらにオリーブに染めることで、色の深みを出しています。また、その副産物として金属パーツのエイジングも非常に良い感じに。
オリジナルの男くささを残したまま誰でも着こなしやすく見事にアレンジされています。そして、さきほども書きましたが春、秋には一枚で、冬にはインナーを合わせて、１年を通して長く着用出来るのも良いところ。ご自宅での洗濯もまったく問題ありませんよ。
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サイズはＳＭＬの３サイズ
ＳＭＬの３サイズ展開で、ゆったりとしたつくりですので、172㎝65㎏の私でＳサイズを着用しても小さいとは感じませんが本来ざっくりと着るイメージもありますので、私は個人的にはＭサイズを着用しています。店頭では私を同じくらいの体格の方だとＳサイズを選ばれる方もいらっしゃいますがゆったりとしたサイズ感に慣れてきた、と言う方も多く、今年は私と同じくらいの体格の方ならＭサイズを選ばれる方が多い印象です。
172㎝65kg で OLIVE Ｓサイズ を着用しています
172㎝65kg で BLACK Mサイズ を着用しています
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172㎝65kg で Mサイズ を着用しています
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>>color
オリーブ
>>material
POLYESTER : 75%
NYLON : 25%
>>SIZE / 肩幅 / 身幅 / 着丈 / 袖丈cm
S / 57cm / 66cm / 107Dm / 63cm
M / 59cm / 70cm / 109cm / 64cm
L / 61cm / 73cm / 111cm / 65cm
※平置きで引っ張らずに測定しています。
※着用画像172㎝、64㎏でオリーブはS、ブラックはＭを着用しています。
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Made in China
『MIDA』
イタリア・フィレンツェのブランドMIDAミダ。
遠くトスカーナの景色を一望できる小高い丘の上にひっそりとその景観を構えたアトリエ「MIDA design office」。
そこで生み出されるものは世代や国籍を超え、本物を知る大人だけのために贈られる上質なアイテム。
自己主張し過ぎず機能美を追及するが故の普遍的なファッションをコンセプトに物造りを通して、
トスカーナの心とライフスタイルを提案するブランド。
M.I.D.A.はある5人の固い結束によって誕生しました。
2011年初夏、彼等は新ブランド設立のためにフィレンツエ郊外のデザインオフィスに集い、
各自が敬愛する事柄について様々な意見を交わしました。
映画、音楽、アーティスト、イタリアと日本のファッションの相違についてetc、 そして彼らは互いに理解を深め、新ブランドの方向性について議論し、
コレクションの創作をスタートさせることに合意しました。
「ミリタリーホリック」・・・カジュアルファッションの原点でもあるミリタリーウエアのディティール、機能、トリム、ステッチワーク等を研究して歴史、伝統を感じさせるコレクションを創作すること。
「トスカーナリラックス」・・・・・素材感、カラーリング、フィットにイタリアのテイストをプラスして都会的でありながらリラックスした全体感をもつコレクションを創作すること。
様々なアイデアをセンス良く融合し、発信する注目のブランドです。