はじめに謝っておきます。気合いが入り過ぎた商品のため、紹介が長くなり過ぎてしまいましたm(_ _)m
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Surf & Tailor MOAT
『CASHMERE CREW 600』
今作れる最高のカシミアセーター
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『長く付き合える、超贅沢な一枚』
カシミアのセーターに求めるものは人によって異なります。
『軽くて暖かい』、『チクチクしない』など理由は様々。
今では量販店でも手頃なカシミアが買えるようになり、1シーズンだけ着て、買い替える方も多いでしょう。
それはそれで良さがありますが、消耗品としてのカシミアには少し寂しさを感じてしまう洋服好きも多いはず。
『長く愛用できるカシミア』 という視点で見た時にたどり着く答え、そこを突き詰めたのがこの『CASHMERE CREW 600』です。
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『カシミアセーターは軽い？？』
さて、『カシミア＝軽い』 と聞いたことはありませんか？実はこれは正解でもあり、不正解でもあります。
確かにカシミア繊維はウールより細く、とても軽い素材です。ただ、どんな素材でも単純に糸をたくさん使えば重たいセーターになります。
一見、ペラペラではなく、ふんわりしているのに軽いカシミアセーターは、糸の使用量を抑え、仕上げ処理で厚みを演出しているケースも多いんです。仕上げで負荷をかけるぶん、長持ちしにくい製品もあったりします。
軽いカシミアセーターの正体ですが・・・セーターを作る際の原価は糸の量がダイレクトに反映されるため、多くのメーカーはコスト調整のために糸の使用量を減らします。
ですので、カシミアだから軽い、というよりはコスト削減のために糸を減らして、軽くなってしまう、というのが正解のような気がします。
実際、量販ブランドのカシミアもかなり頑張った価格だと思います。大量生産によるコスト削減を行っているとはいえ、
原料のグレードや、糸の量をギリギリで調整しているのだと思います。やっぱりあのあの価格帯ではどうしても限界がありますから。
もちろん、中には軽さを狙って作るメーカーさんもありますが、市場に流通する『軽いカシミアセーター』の多くは、コストの影響を避けて通れないのが現実だと思います。
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『だからこそ600gのカシミアセーター』
名前の"600"という数字、なんだと思いましたか？これはこのセーターの重量なんです。Ｍサイズを測定すると590gだったので、キリの良い600としました。少しだけサバを読みました。すみませんw。
一般的なカシミア100％のセーターは200g〜400gくらいではないでしょうか。その倍近いウェイトに仕上げることで、袖を通した時に『おぉ！』、頭から被った時に『おぉ！』 と声が出てしまうような、カシミア本来の素材の良さを強烈に感じることが出来るんです。ぜひ袖を通した時の、おぉ！！を体験してください。
今はウールもカシミアもコットンもすべてが値上がりし、材料の使用量が少なくなるのは仕方がないことだと思います。当然、ウェイトのあるカシミアセーターなんて、作るメーカーさんはほとんどありません。ものすごい値段になってしまいますから。
着たいけど売ってない。それなら自分で作ってみよう、ということで開始したこのカシミア企画。出来れば5万円代で販売したかったのですが、価格面を気にして妥協はしたくなかったので、自分の理想の仕様で進めることにしました。着用いただくと、安心感があり、着心地にもしっかりと納得していただける１着に仕上がっていると思います。
ちなみに、カシミアの糸は
『カシミアと言えばフカキ』 と言われる創業130年の深喜毛織（ふかき）のカシミア糸を使用しています。ニット関連のアパレル関係者なら知らない人は居ないであろう老舗です。
安価なカシミア（繊維長が短く、太い）を使えばもう少し安く出来るのかもしれませんが、重さの説得力も弱くなってしまいますしね。今回は一切妥協なしで取り組みました。
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『ヴィンテージの Patagonia の空気感』
ニットといえばスコットランドや、今ではイタリアなど、ヨーロッパのイメージが強いですよね。
実際インバーアランをはじめ、本場のニットメーカーで当店でも取扱いのある素晴らしいブランドがたくさんあります。
だからこそ、それとは違うMOATらしい、アメリカを意識したニットを作りたかったのです。
昨年まで３年連続で発売していた SWEAT STYLE KNIT というアイテムがありましたが、それもアメリカ（アメカジ）らしいスウェットのデザインを取り入れたものでした。
そして今回、アメリカを意識したセーターを考えた時にピンと来たのが、80年代のPatagonia のセーターでした。
80年代Rなしのデカタグ。質実剛健で、少し無骨な雰囲気。懐かしいなぁ・・・という方もいらっしゃるかも知れませんね。
これを品良く再現しています。
雰囲気はそのままに、今着られるサイズ感にキッチリアジャストしました。
編地は７ゲージの片畦編みを裏目使いし、クラシック過ぎず、ラフ過ぎず、アメリカンアウトドアの雰囲気に仕上がっています。
カシミアの質感と最高にマッチしていますね。
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『カシミアの強さを改めて実感した一枚』
昨年まで発売してきた、SWEAT STYLE KNITは最高の出来だと思っていましたが、やっぱりカシミアは強いですね笑。
SWEAT STYLE KNIT も本当に良いセーターで、個人店舗のショップオリジナルのレベルを遥かに超えていたクオリティだという自信がありましたが・・・やっぱりカシミアは別格・・・
袖を通した時のインパクトはやっぱりカシミアに軍配があがります。とはいえ、価格が２倍ですから、価格とのバランスを考えればトータルでは同じようなレベルなのかなぁ。いずれにせよ、洋服好きには間違いなく刺さる最高のセーターなので、ぜひお試しいただきたい最高のカシミアセーターです。
有名なインポートブランドのニットをたくさん着てきたよ、という方ならこのクオリティと価格には絶対に驚いてもらえるはず！通常のメリノウールでもこれくらいの値段はしますもんね。
SWEAT STYLE KNIT 同様、１個人店舗のオリジナルというレベルを超えたクオリティだと思います。逆にこのクオリティをこの価格で販売出来るのもまた個人店舗オリジナルならでは、と言えるかも知れません。これもオープン当初からお世話になっているニットのスペシャリストのサポートがあってのこと。本当にありがたいことです。
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『スタンダードなシルエット』
良い素材だからこそ長く愛用したい、という気持ちもあって、シルエットはいたってノーマルなシルエットです。決してタイトではなく、程よいゆとりはありますが、流行に左右されない 『普遍的な大人のサイズ感』 を目指しました。
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★ CASHMERE CREW 600 の主な仕様
＞素材
深喜毛織のカシミア100。国内老舗の糸メーカー。長繊維でしなやか、そして耐久性も高い。
＞重量
約600g（Mサイズ）。これは一般的なカシミアセーターの約2倍の糸量です。この重量は贅沢さの証と言えるでしょう。
＞編地
7ゲージ片畦編みを裏目使い。ヴィンテージPatagoniaの空気感を再現しながら、現代向けにアレンジしました。
＞シルエット
スタンダードフィット。タイトでもルーズでもない、流行に左右されない、オトナが安心して着られるバランスです。
＞生産
日本国内ニット専門工場です。私のわがままを見事にカタチにしてくれる技術力。
＞本来ならもっと高くなる理由
・深喜毛織の上質なカシミア100%
・一般的な倍量に近い 600g の糸量
・国内の専門工場での生産
・個人店舗だからこそのモノづくり（中間マージンがない）
自分で言うのもなんですが、この仕様でこの価格なら、かなり頑張れていると思います笑
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『サイズ選びについて』
172��64-5�圓了笋派當未肪紊襪覆蕋優汽ぅ困�ちょうど良いサイズ。程よくゆとりもあります。着用感のお好みもあるとは思いますが、175,6�僂�らいまでの方はＭサイズで問題ないと思います。Ｓサイズもぴったりジャストで着るなら問題なく着られますが、私の好みはＭサイズです。
Ｌサイズはさすがに大きいと感じます。
※172cm,64-5kg Mサイズを着用しています
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『自身を持っておすすめいたします』
ぜひとも、一度袖を通してもらいたい。きっと満足いただける自信がありますので。
※172cm,64-5kg Mサイズを着用しています
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>>COLOR
BROWN（ベージュのような薄目のブラウンです）
>>SIZE
サイズ / 身幅 / 着丈 / 裄丈(cm)
S / 56cm / 64cm / 81cm
M / 59cm / 66cm / 82.5cm
L / 64cm / 68.5cm / 85cm
※引っ張らずに平置きで測定しております
※サイズ選びが心配な方はご相談ください
>>MATERIAL
CASHMERE 100%
Made in Japan
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●お手入れについて
特別なヨゴレなどが付いた時以外は基本的にはクリーニングに出さなくても良いと思います。もし気になる方はシーズン終わりにでも、一度出してあげると良いと思います。日頃のケアとしてはカシミアなどにも使用できる柔らかい洋服ブラシでブラッシングをしてあげること（毛玉の予防になります）、連日の着用は避けることくらいでしょうか。洋服ブラシをお持ちでない方は一本持っておくことを強くオススメいたします。どんな洋服ブラシが良いか、など気になる方はご質問下さい。
また、コットンと違い、匂いも付きにくく、多少の匂いなら風通しの良いところに１日吊っておけばとれるはずです。焼肉レベルになると通常よりも少し時間がかかるかも知れませんが・・・
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