Jesse Robbins - ジェシーロビンズ
Traveler Pendant
クリーク族のアーティスト、Jesse Robbins ジェシーロビンズ手がける雰囲気抜群のペンダントが入荷してまいりました。名前は 『Traveler Pendant』 旅のおまもりとして身に着けたいペンダント。
ディアスキンの革紐とコインシルバーの質感、相性が抜群で、シンプルなのになぜか強烈なインパクトのあるペンダントです。
同じモデルの別商品を着用していますが、サイズ感は同じです
さて、ジェシー・ロビンズといえばコインシルバーを使用したヴィンテージライクなオールドスタイルのジュエリーが有名ですが、彼のジュエリーを説明するうえで必須となるインディアンジュエリーの素材についての豆知識をひとつだけ紹介しておきたいと思います。
↑でも少し書きましたが、『コイン・シルバー』という言葉を聞いたことはございますか？このペンダントに使用されている素材はみなさんお馴染みのスターリングシルバーではなく『コインシルバー』というもの。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『コインシルバーの魅力』
このコインシルバーは名前から想像が付くかも知れませんが、材料が銀貨なのです。約100年前のヴィンテージ銀貨を溶かしたり、叩いたりして、ジュエリー用の材料としているのです。スターリングシルバーが銀の含有率92.5％なのに対し、コインシルバーは約90％です。スターリングに比べて銀の純度が低く、固いため加工が難しく、非常に手間がかかるというデメリットはありますが、独特の質感がオールドスタイルのジュエリーはには本当によく合います。
一般的にはアーティスト達も資材屋さんでジュエリーの材料を購入して製作がスタートしますが、コインシルバーを使うということは材料自体を作るところからのスタートになりますので、より一層手間がかかるというわけです。また、手間がかかるだけでなく、材料自体がビンテージコインですから、もう今後は増えることがなく希少性という点においても、やはり高価なものになってしまうのです。
表記は色々とありますが、↓↓のように COIN SILVER とか COIN などのようなスタンプが入れられています。
『100年間積み上げられてきた歴史』
コインシルバーだから、絶対に良いというわけではないのですが、伝統的なオールドスタイルのインディアンジュエリーというカテゴリーにおいては、彼らのご先祖様の時代、100年前のナバホなどのジュエリーではこれが標準の仕様だったという歴史まで踏まえると、やはり魅力的な素材なのです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さて、ずいぶんと素材についての話しが長くなってしまいましたが、このペンダントの良いところは、実際に着用する際に、お好みの長さにワンタッチで調整が出来るところ。合わせるカットソーのネックの開き具合や、シャツやジャケットのＶゾーンの広さに合わせて、丸いシルバービーズをずらしてお好みの長さに調節して下さい。
また、見た目が格好良いのはもちろんなのですが、実はグラスホルダーとして使用出来るところも個人的にはとても惹かれたポイントでした。ジェシー氏本人が、サングラスをかけられるように、という仕様で製作しているようです。
なかなか良いグラスホルダーって、探しても見つからないんですよね・・・グラスホルダーとして探すと機能的なものは見つかりますが見た目がちょっと・・・というものばかりで。個人的にはどちらかと言えば見た目重視で、一応その機能もあります、くらいの方が好みなのでこのTraveler Pendantはそのイメージ通りだったわけです。
それほど大きなジュエリーでもないし、とてもシンプルなペンダントなのに、実際に着けてみるとそのサイズ以上に
インパクトがあるんですよね。実際に着けていただくとそれを実感していただけるはずです。変に目立ち過ぎることもないけど、しっかりと主張してくれる感じが本当に素晴らしい。シンプルだけど一味違うぞ、みたいな雰囲気が最高ですね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※付け始めだけ、レザーのカスが衣類に付着することがありますがしばらく付けているうちにカスは出なくなります。また、付属のディアスキン（ブラウンの革）は白いＴシャツなどに色移りしてしまうこともございますので、色移りしにくいブラックのレザーも同封いたします。お好みでレザーを変えてお楽しみください。もちろん、他のレザーにご自身で変更されるのもおすすめです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
>>MATERIAL
・コインシルバー
・鹿革（ひも）
・シャイアンターコイズ
>>SIZE
ひも最大75〜80��
『 Jesse Robbins 』
ジェシーロビンズは1982年アリゾナ州生まれのアーティストです。アメリカ南東部に先住するクリーク族で、母がインディアンジュエリーの熱狂的なファンで あったことから、幼少期からインディアンジュエリーに触れて育ち、また大学では考古学を学びインディアンの歴史的背景を勉強してきたという面白い経歴の持ち主。作風は1900年代前半のヴィンテージジュエリーを思わせるオールドスタイル。コインシルバー＋スタンプワークをメインに作品を作っています。